タイで住み始める際の注意点

本稿では、これからバンコクに住み始める方に向けた注意点を簡単に説明したく思います。

家具について

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物件にもよりますが、基本的な家具(テーブルと椅子、ソファ、ベッドなど)は備え付けです。ただし、内装に独自の拘りがある場合は、オーナーと相談のうえ個人で追加購入しても問題ありません(入居前の下見段階で、追加で必要な家具はないか要確認です)。

なお個人的な注意点を2点ほど。タイのコンドミニアムのソファはサイズが小さい事が多く、寝転がれるサイズか否か確認するようにしています。また、勉強机がない場合も多いです。

なるべく追加出費を避ける意味でも、下見段階で足りていない家具はないかを確認しておくことをお薦めします。

家電製品について

バンコクの物件では、TVやエアコン、冷蔵庫といった基本的な家電は備え付けですので購入不要です。また、電子レンジなどがない場合は、オーナーに入居前に言えば、大抵は用意してくれます。

物件にもよりますが、個人での購入が必要なケースが多い家電製品は下記の通りです。

●炊飯器:ご飯を炊くだけでなく、調理にも利用できる最重要家電の一つ。

●掃除機:コロコロやクイックルワイパー等で代替可能。

●電気ポット:電気代を考えると、電気ポットではなく電気ケトルをお薦めします。

●トースター:パン食の方には必須。

上記はいずれも家電量販店やホームセンターなどで1,000バーツくらいから購入可能です。

また、家電製品については特に拘りがなければタイでの購入をお勧めします。日本から家電製品を持ち込むのは大変ですし、日本とタイでは電圧およびプラグが異なる為です。

日本とタイの電圧の違い

日本の電圧は100Vであるのに対し、タイの電圧は220V。パソコンやスマホなどは220Vにも対応可能な製品が多いですが、対応していない製品を無理に使用とすれば故障の原因となります。私も昔、外付けハードディスクドライブをこれで壊してしまいました。

日本とタイのプラグの違い

タイのプラグは下記図A(日本と同じ形ですが電圧は違うので安易に差し込まないよう要注意)、BF、Cの3種類となります。自宅やホテルでは数種類のプラグが共用できる差し込み口もあり、その場合変換プラグは不要ですが、そうでない場合はいちいち変換プラグを使用しなくてはいけません。

出所:http://www.travelerscafe.jpn.org/electricity.html

変換プラグは下記のようなものが、ホームセンターなどで50バーツくらいで販売されています。ただし、変換プラグは必要最低限での使用をお薦めします。というのもタイの変換プラグは品質が低く、接触状況が悪いと火事の原因になるからです。実際、何度か接触不良によりプラグの差し込み口から熱で煙が出てしまったことがあります。例えばプラグがBFの製品であれば、無理に変換プラグを使用してAやCの差し込み口を使用しようとせず、BFの差し込み口を探して利用する事をお薦めします。

変圧器の必要性について

当たり前ですが、どうしても使用したい日本の家電製品がない場合、変圧器は不要です。

タイにて購入するべきもの(家具・家電以外)

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購入が必要となる可能性のある家具・家電については上記に述べましたが、それ以外に必要なものとしては下記が挙げられます。

●枕、布団、シーツなどの寝具

●ハンガー、アイロン、アイロン台

●シャンプー、リンス、石鹸などのバス用品

●タオル、バスタオル、足ふきマットなど

●フライパンや鍋、お玉やフライパン返しなどの調理器具

●ナイフ、フォーク、お箸、グラス、カップ、湯飲みなどの食器類

●調理油、醤油、みりん、ポン酢などの調味料

●洗剤類、ぞうきん、フキン、バケツ、コロコロ、クイックルワイパーなどの清掃用道具

思いつくのはこんなところでしょうか。日本食用の調味料は日系スーパー(フジスーパー、伊勢丹など)のみならず、郊外のショッピングセンターやハイパーマーケットでも購入可能です。上記を満遍なく揃えるとなると、それなりの費用がかかります。

水道水は飲めません

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タイの水道水は飲めません。水道水の品質事態は悪くないそうなのですが、水道管の衛星状況が良くないようです。ですのでタイ人も水道水は飲まず、飲み水は下記の方法で、別途調達しています。

コンビニやスーパーで販売されている飲料水を購入する

一人暮らしの方であればコンビニやスーパーで飲料水を購入される方が多いです。下記写真のような6リットルの飲料水が40バーツ前後で販売されています。

水質も確かな最も安全・安心な飲料水調達方法で、費用も安く抑えられますが、何しろ重く持ち帰るのが大変なため、ご家族でお住まいの方は別の方法で飲料水を調達される場合が多いです。

飲料水の配達サービスを利用する

写真元:https://www.thailandcard.com/?cat=39

ご家族でお住まいの方は、宅配飲料水サービスを利用するのが一般的です。私がスクンビット39の日本人居住率100%のコンドミニアムに住んでいた頃は、同サービス用の巨大ペットボトルが各部屋のドア前に置かれているのを見かけました。これでしたら水質も安心、重いペットボトルを持ち帰る手間もエネルギーも省けます。有名なのは写真の「スプリンクル」さんでしょうか。

ただ料金は決して安くないです。一人暮らしの場合、部屋のスペースにも限りがあるため、料金を考えると利用の必要性は低いと思います。

浄水器を設置する

写真元:http://polungath.net/

ご家族でお住まいの方は、日系業者に依頼し浄水器を設置する方も多いです。料金も業者さんによりますが1,000バーツ/月ほどですし、何しろいちいち重いペットボトルを毎回購入し持ち帰る手間を考えると、こちらの方法が断然便利です。ネットで検索すれば、様々な日系業者さんが取り扱っている事がわかると思います。

ただ、私のように独身の場合、定期的なカートリッジ交換が非常に面倒くさい(平日は家を不在にしていますし)のと、最寄りのコンビニから重いペットボトルを持ち帰るのも1本くらいなら苦にならないため、浄水器を設置・利用した事はありません。タイの日系業者さんをあまり信用していないというのもあります。

1バーツ給水機を使う

近年減少傾向にはありますが、バンコクのアパートやコンドミニアム等には1バーツから利用できる給水機が備え付けられています。利用者は空のペットボトルを持参し、料金分の飲料水を補充できます。

私もタイに住み始めたばかりの頃は利用していましたが、現在は水質を疑問視しており利用を止めております。最近ではタイ人でも利用している人は減少傾向にあるようで、知り合いに聞いたところ「絶対に利用しない。こういった給水機を業者らしき人が手入れしているのを一度も見たことがない」との事です。

BTSとMRTの電子マネーカードを準備

バンコクに住む日本人が利用する公共交通機関といえば、BTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)の2つかと思います。

この両交通機関ですが、チケット券売機はクソ混雑します。酷い時などは、20分以上も暑い中、列に並ぶ必要があったりします。したがって、早朝や深夜帯などの販売窓口が空いている時間帯を狙って、ラビットカードとMRTカードをゲットしておきましょう(要パスポート)。

なおラビットカードについては、LINEPAYと連動する形でクレジットカードから乗車運賃を自動引き落としするサービスもあり、いちいちチャージする必要性がなくなるため大変便利ですので、ご利用ください。