タイ国内の飛行機での移動について

観光大国タイにはバンコク以外にもアユタヤやスコータイといった世界遺跡からプーケットやサムイ島などの世界的に著名なビーチリゾート、チェンマイやパーイといった特にバックパッカーに人気の北方山岳地帯まで、様々な観光名所が国中に散らばっています。

ここではバンコクからタイ国内での飛行機での移動について簡単に説明します。

タイ国内の移動手段について

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バンコクから中長距離を移動するための交通移動手段は、下記の4つです。

  1. 飛行機(時期によってはバスと大差ない費用で利用可能)
  2. 長距離バス(短・中・長距離移動に。安くて便利、VIPバスなら移動中も快適)
  3. ロットゥー(乗合バン。近・中距離の移動のみ)
  4. 列車(高いうえに不便だが旅情あり)

それぞれ一長一短がありますので、次期や目的地などによって使い分けましょう。

本稿では、最も短時間で目的地に到達できる飛行機での移動について、簡単に説明します。

タイ国内の飛行機での移動

タイ国内での長距離移動では、やはり飛行機が便利です。短時間で目的地に到達でき、かつLCCであれば時期によっては長距離バスと大差ない料金で移動できます。

ほとんどの場所に1時間程度で到着できますし、事前にウェブチェックインをして荷物を機内持ち込みにすれば離陸までの待ち時間も短縮できます。

また、ソンクラーンや年末年始などの大型連休時はタイの国内幹線道路は大渋滞となり、陸路での移動は到着時刻が全く読めなくなりますが、飛行機利用であれば当然渋滞もなく、ほぼ定刻通りに到着できます。これが飛行機移動の最大の強みでしょう。

バンコクには2カ所の国際空港があるので注意!

バンコクには2カ所の空港があります。主にレガシーキャリアと呼ばれる大手航空会社(JAL、ANA、タイ国際航空など)が就航するスワンナプーム空港と、LCCがメインのドンムアン空港です。

立地としてはスワンナプームはバンコク都の東の端、ドンムアン空港は北の端となり、両空港の距離は約50キロあります。渋滞にでも巻き込まれたら、移動に1時間30分以上かかることもザラにあります。スワンナプーム⇔ドンムアン間の乗り継ぎがある方は万が一に備えて、スワンナプーム着陸からドンムアン発のフライト時間まで、最低でも4時間以上は見ておいた方が良いです

スワンナプーム空港:

タイ航空、タイスマイル航空(タイ航空傘下)、バンコクエアウェイズ、など

ドンムアン空港:

エアアジア、ライオンエアー、ノックエアーなど

タイ国内線を運航する航空会社

タイ国内線は主に以下の航空会社が運航しています。いずれもWeb上で簡単に予約が可能です。

タイ国際航空(タイスマイル航空含む)

タイ国際航空はタイのナショナル・フラッグ・キャリアです。LCCと比較して運賃はお高めで国内線の就航都市も多くはありませんが、タイ航空が所属するスターアライアンスのマイルを使用できること、スワンナプーム空港就航であること、受託手荷物や事前座席指定が無料であることが利用メリットです。また、ナショナルフラッグキャリアとしての安心感もあります。

タイスマイル航空はタイ航空傘下の航空会社で、同航空会社からいちおう独立して運航をしていますが、サービスなどはタイ航空とほぼ同じで、利用者目線では事実上おなじ航空会社と捉えてよいと思います。

他の国内線就航航空会社はドンムアン空港を使用しているため、スワンナプーム空港での乗り継ぎしたい方には、第1候補になるかと思います。

サービス

受託手荷物:航空券のクラスに合わせて所定の重量まで無料(詳細は下記ウェブサイトご参照)

機内持ち込み手荷物:7kgまで無料

事前座席指定:無料

機内飲食:無料

タイ国際航空(含むタイスマイル)就航地

【北部】チェンマイ、チェンライ

【東北部】 コンケン、ウドンタニ、ウボンラチャタニ

【南部】プーケット、ハジャイ、クラビ、スラタニ、ナラティワート

タイ航空 https://www.thaiairways.com/ja_JP/index.page

タイスマイル航空 https://www.thaismileair.com/en

タイ・エアアジア ← イチ押し

マレーシア発祥LCC「エアアジア」のタイ現地法人です。バンコク第2空港であるドンムアン空港を拠点として国内の多くの主要空港に就航しています。

頻繁に遅延しますが(まあLCCなので・・・)便数も多く、就航路線も多様です。予約のタイミングにもよりますが、運賃も他の航空会社より安い場合が多いです。また、時折ビックリするくらいの安売りキャンペーンをしている事があるので、旅行計画が決まったら、同社のウェブサイトは常時チェックすることをおススメします。

あと、個人的な話で恐縮ですが私が住んでいるコンドミニアムは場所柄、航空会社勤務の方が非常に多く、わたしの両隣人ともにエアアジアのCAさんなので、エアアジアには勝手に個人的親近感を持ってます。まあ、ホントどうでもいい話ですみません。

19年6月16日時点でのバンコク発のタイ国内就航路線は下記の通りです。外国人が旅行に行くような場所はほぼ完全に網羅しています。※ただしパーイやチェンカーン、サムイ、パンガン、ピピ、リペなど幾つかの路線については目的地の空港への直行便ではなく、バスやボートを乗り継ぐジョイントチケットとなります。

サービス

受託手荷物:有料

機内持ち込み手荷物:最大合計7kg、2つまで

事前座席指定:有料

飲食:有料

エアアジア就航地(国内線)

【北部】チェンマイ、チェンライ、スコータイ、ナーン、ピサヌローク、パーイ

【東北部】 コンケン、ウドンタニ、ウボンラチャタニ、チェンカーン(ルーイ)、スリン、プリラム、サコンナコン、カーラシン、ナコンパノム、ムクダハーン、マハーサラカーム、ローイエット

【南部】プーケット、ハジャイ、クラビ、サムイ、パンガン、ピピ、スラタニ、タオ、チュムポーン、トラン、ナコンシータマラート、ナラティワート、ヤオノーイ、ラノーン、ランタ、リペ

詳細については下記タイ・エアアジアのウェブサイトをご確認ください。

タイ・エアアジア https://www.airasia.com/ja/jp

タイライオンエアー

インドネシア発祥LCCライオンエアーのタイ現地法人です。エアアジアと並び、国内線で最も利用者が多い航空会社です。

就航地が多く、運賃もエアアジアと同水準で、利用価値は大いにあると思います。ただ一点気になるのは、事故が多発している点、また事故に絡んで安全管理が非常におざなりであるとの噂がある点でしょうか。私も実際、以前チェンマイ⇒バンコク便を利用した際にドンムアン空港への着陸が非常に不安定で恐怖を感じた経験もあるため、、、同水準の料金であれば、エアアジアを利用したいところです。

サービス

受託手荷物:有料

機内持ち込み手荷物:最大7kg

事前座席指定:有料

飲食:有料

タイライオンエアー就航地(国内線)

【北部】チェンマイ、チェンライ、ピッサヌローク【東北部】 コンケン、ウドンタニ、ウボンラチャタニ、【南部】プーケット、ハジャイ、スラタニ、トラン、ナコンシータマラート、クラビー

タイライオンエアー https://www.lionairthai.com/jp/

ノックエア

タイオリジナルのLCCです。ノックとはタイ語で鳥という意味で、機体に描かれた鳥のイラストが可愛いです。ちなみにCAの制服もノックが一番かわいいと思います。 タイ国内就航都市も多く、エアアジア、ライオンエアーと並び、タイではメジャーなLCCです。が、私は利用したことはありません。

予約するタイミングにもよりますが、運賃はエアアジアより若干高くつくケースが多いです。また、知人の間では大幅な遅延・突然の欠航が非常に多いと評判で、あまり良い話を聞きません。他社と比較して利用メリットをあまり感じないため、今後も利用機会は少ないかもしれません。

サービス

受託手荷物:最も安いチケットでは有料(チケットの種類による)

機内持ち込み手荷物:最大合計7kg

事前座席指定:無料(最も安いチケット1日前からであれば可能)

飲食:無料(軽食)

ノックエア就航地(国内線)

【北部】チェンマイ、チェンライ、ランパーン、メーソート、ナーン、プレー、ピッサヌローク
【東北部】 コンケン、ウドンタニ、ウボンラチャタニ、プリラム、サコンナコン、ナコンパノム、ローイエット【南部】プーケット、ハジャイ、スラタニ、チュムポーン、トラン、ナコンシータマラート、ラノーン、クラビーノックエア https://www.nokair.com/

飛行機でのタイ国内移動は安い!早い!便利!

LCCの登場で、タイ国内の飛行機での移動はびっくりする位に安くなりました。予約のタイミングによっては鉄道やバスよりも安い価格で移動が可能です。バックパッカーの方など節約型旅行をしている方は 飛行機=高い とイメージしがちですが、ぜひLCC各社ウェブサイトで運賃を確認してみることをおススメします。

以上