バンコク住居物件の基礎知識③
(物件を選ぶ際の注意点)

本記事では、コンドミニアム・アパート問わずに物件を選ぶ際の注意点を挙げていこうかと思います。

部屋の方角に注意!

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日本では日当たり良好の部屋が好まれますが、年間を通して暑く陽射しが強烈なタイでは北・南向きの部屋が好まれる傾向にあります。東・西向きの部屋ですと自然とエアコン稼働時間は長くなり、電気代等は余分にかかることになります。

もちろん東・西向きの部屋にも、洗濯物が速く乾く、日の出・日の入りを部屋から眺められる等のメリットもあります。要は住む人の好みによるわけですが、個人的には北・南向きの部屋をお薦めします。

シャワー・流しの水圧は必ずチェック!

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シャワーや蛇口の水圧が弱い事が多く、必ずチェックしておく必要があります。物件を見に行った際、必ず確認しましょう。

仮に水圧が十分でなかった場合、原因として、水に含まれるミネラル(カルシウム)の塊や汚れ等で蛇口やシャワーホースがつまっていることが考えられます。この場合は新品に付け替えることで問題は解決します。コンドミニアムなら入居前に相談すれば、オーナー負担で買い替えてくれる場合がほとんどです(逆に、この程度の要求に応じてくれないオーナーの物件は入居をやめた方が良いと思います)。

蛇口やシャワーホースを買い替えても問題が解決しない場合、水道栓が十分に開かれているか確認しましょう。水道栓は通常、通路に面した壁の扉の中にあります。

上記2つが原因でないようであれば、そのフロアあるいは建物全体の水道設備が脆弱である可能性があり、この場合は完全にお手上げです。いずれにせよ、内覧時にエージェントや管理事務所、オーナーとよく相談することが重要です。

コンロと換気扇の有無!

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タイには自炊の習慣がないため、特にタイ人向けの物件の場合、台所周りの設備が不十分な物件が多いです。

まず調理に必要なコンロについて。コンロがない物件が数多く存在します。コンドミニアムの場合、オーナーに言えば外付けコンロを用意してくれると思いますが、頻繁に料理する人にとっては使い勝手が悪く、やはりビルトインタイプのコンロがあった方がベターです。

また、タイでは火災防止の観点から、ガスではなく電熱式コンロやIHタイプが主流です。例外として、スクンビットエリアの家族向けアパート等ではガスコンロを備えた物件が多くありますが、これは同地区が日本人をターゲットにしている非常に特殊なエリアだからでしょう。

また、換気扇の有無は必ずチェックしましょう。換気扇が無い物件は多く、当然ながら調理をすると部屋に臭いがこもります。タイ人的には「じゃあ窓を開ければいいじゃない」となるのですが、蚊やゴキブリが侵入する可能性があります。

バルコニーの奥行きは十分か

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築年数が浅いモダンな物件に多いのですが、洗濯物を干せないほどバルコニーの奥行が浅い物件もあります。

部屋干しでも構わないというのであれば問題はありませんが、やはり乾くまで時間がかかってしまいますし、奥行が浅いと、折角干しても雨が降ると濡れてしまいます(タイは1年の半分は雨季です)。

また、喫煙者であれば、出来れば広いスペースで椅子に座り、リラックスしながら煙草を楽しみたいところです。

※ちなみにタイの物件はほぼ例外なく室内全面禁煙で、バルコニーは唯一の喫煙可能な場所です。

家電に不足はないか

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アパートであれば冷蔵庫やTVは有料貸出しの場合が多く、それぞれ数百バーツの出費になります。また、電子レンジや洗濯機等は基本的にありません。

アパートの場合、洗濯は共有のコインランドリーですることになりますが、休日の午前の時間帯はなかなか空きがなかったり(部屋数に対するランドリーの洗濯機の数は足りているかチェックしましょう)、洗濯中に一時部屋に戻りランドリーに戻ってくると、次の使用者が洗濯が終わったあなたの衣料を勝手に取り出しその辺の洗濯籠に移していたりと、イライラが募る局面も多いです。

コンドミニアムの場合、冷蔵庫・TV・洗濯機等の家電はありますが、部屋によっては電子レンジがない場合があるので内覧時に確認しましょう。言えばオーナーが買ってくれる場合がほとんどです。コンドミニアムの場合、とにかく内覧時のチェックとオーナーとの交渉が大事です。

記事が長引いてしまったので、次回記事は他の注意点を述べます。